2008年10月04日

夢は枯野を・・・

時は流れて江戸時代に。
松尾 芭蕉(1644~1694)は伊賀出身の江戸時代前期の俳諧師。蕉風と呼ばれる芸術性の高い句風を確立し、「俳聖」というカッチョイイ呼ばれ方をしている。

夏草や兵どもが夢の跡(奥州平泉)

の句の通り思うことがあるようだ。旅に生き、「野ざらし、野垂れ死に超OK!」という根っからの自由人と思われる。
今までの『膳所ぶろ』で紹介したように、木曾義仲をリスペクトし、しまいには「墓は木曾殿の隣に」と遺言を残し、本当に義仲寺の義仲殿の隣で眠っているのだからすごい。木曾義仲も男冥利に尽きるわけで、まさかそこまで慕ってくれる人物が現れるとは思っていなかったでしょう。
旅に病んで夢は枯野をかけ廻る

文学的にはよく分からないが、感性から素直によんで、天晴れな句だと思います。
最後に不思議な感じだが、芭蕉が似たような最期を迎える義経よりも義仲を慕うというのは分かるような気がします。
いや、ただなんとなく・・・・・なぜ?ときかれても答えられませんが・・・


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